ピタのケイタイPhoto日記

ケイタイ(スマホ)での写真やアプリ、そして自分の日常と流行もの。

映画「聲の形」を観た。で、また泣いた。

原作が映画化されていたので、こちらも観てみた(YouTubeでレンタル)。


映画『聲の形』 ロングPV

原作が全7巻なので、どうやって2時間にまとめるのだろうと思っていたけど、主人公の主観を中心に展開することで、実現されていた。

原作を読んでから観ていることもあり、主人公以外の考えや背景などがなんとなく自分の中にあるので、これはこれですっと入ってくる展開。見事にまとまっている。

ただ、原作を読んでいないとやや情報量が多いのかもしれない。

補聴器の弁償とお詫びのため、主人公の石田将也の母がもうひとりの主人公西宮硝子の母と会ったシーン。将也のもとへ戻ってくる時に、母の右耳からの血痕が観るものへ何があったのかを想像させる。

高校の文化祭をラストにすることで、原作とは違った感じでエンディングを迎えるのも良いなと感じたし、2時間ほどの枠で話をまとめるには良い展開なんだと思う。

最後、人々の顔から「☓印」が一斉に落ちるシーンは、ちょっと感動。

この作品を観て、一番驚いたことは映像の綺麗さと音の凄さ。これが日本のアニメーション制作の力かと。背景や場所のリアリティと、重要なシーンになる「花火大会」この花火の描き方と音が素晴らしい。

制作が京都アニメーションであるということも、観始めた冒頭部で知り、この会社のパワーに驚くとともに、なぜあんな痛ましい事件がと胸が痛くなった。

聲の形」は物語の舞台、場所が岐阜県大垣市であることを知らずに観たこともあり、あれ?大垣駅じゃない?と思い途中で調べて気づく。

養老公園養老線。遊園地はナガシマスパーランド(遠景時にはホテル花水木も)でしょ?と見覚えのある、自分の知っている場所。自分が育った桑名から、意外とよく行っていた場所が映像化されているのも、不思議な感じがする。これで余計に作品に入り込むことができた気がする。

そして何より自分自身の少し懐かしい記憶を思い出しながら観ることができた(色々中学高校の頃を思い出して少し泣く)。

2015年の公開当時、映画館で観たかったと思う反面、いい歳のおじさんが泣いただろうから、それは恥ずかしいなと思いながら、部屋でじっくり鑑賞することができたのは良かった。

  

www.kyotoanimation.co.jp

www.yoro-park.com

www.yororailway.co.jp

 

小説 映画 聲の形(上) (KCデラックス)

小説 映画 聲の形(上) (KCデラックス)

 

 

聲の形を読んだ。そして結構泣いた。

聲の形。全巻手に入れたので一気に読んでみた。

聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)

聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)

  • 作者:大今良時
  • 発売日: 2014/12/17
  • メディア: コミック
 

  

主人公の少年(石田将也)と聴覚障害を持つ少女(西宮硝子)を中心としたお話。

小学校でのいじめの描写も色々考えさせられるけど、何より人と人とのコミュニケーションや、人と人がわかりあうことの難しさ。それが身に沁みる作品。

自分が正しいと思うことは、決してそうではないし、相手が思うこと、感じることを理解することの難しさ。いや、難しさじゃなくて不可能なのかもしれない。そう感じる。

自分自身を振り返り、果たして主人公たちほど考え、行動したか。今更になって気になる。

「第47話(6巻)佐原みよこ」で、寝起きに佐原が考え、独り言としてつぶやくこと。

「私、何か見落としてた?」

「私、力になれてなかった?」

「なんで私に何も相談してくれなかったの?」

「でも私はそんなことわざわざ聞いたりしないよ」

「どうにもならなかったんだよね…」

悲しいけど、人の心、気持ちそして考えた結果の行動を理解するのは、やはりできないことを痛感する。

最終話では、自分(自分たち)の心にそれぞれが向き合い、行動していく姿が描かれる。解釈は、読み手に任されている感じで終わる。またそれがとても気持ち良い。

全7巻一気に読み、自分自身が小学生の頃体験したこと、してしまったこと。中学・高校とちゃんと向き合うこともせずに、時間だけが経ってしまった。そしてそれが、今なおやはり気持ちのどこかに残っていて、結構泣いた。そんな作品です。